店舗運営に必要な日々のルーティン作業とは?
店舗運営する店長には様々なルーティン作業がありますが、本日は5つをご紹介していきます。
基本的なことばかりですが、全てが大切な業務です!
店舗を運営していく責任者として、毎日しっかりルーティン業務を実行してくださいね!
①開店業務
開店業務は1日のスタートを気持ちよくする重要な業務です。
ルーティン作業として、
セキュリティーの解除やシャッターの開放
パソコン、POSなどの立ち上げ
のぼり、看板などの設置
レジへの釣銭補充などなどがあります。
開店業務を担当するスタッフには、決まったOPEN時間に開店させるための時間厳守ための自己管理が求められます。
朝の忙しい時間帯には、スタッフの一人ひとりが自らの役割をしっかり果たし、早番全員で円滑に業務を進めることが重要です。
特に店長や運営者は特に、新規開店時には円滑に業務をすすめるために自ら開店業務に参加することが求められます。
自らが率先して業務に取り組むことで、スタッフに良い示しをすることができますし、同時に開店前の準備やチームメンバーへの指示も欠かせません。
全員が協力し合ってスタートを切れば、一日のスタートを気持ちよく迎えることができますね!
【チェックポイント】~ はじめは店長、運営者自ら行った方が良い~
開店業務は、お客様にとっても重要で店内が整えられ、スタッフが笑顔でお出迎えすることで、お客様に好印象を与えることができます。
日々の積み重ねが、お客様のリピートや口コミに繋がりますので、どんなに忙しくても開店業務には真摯に取り組んでいきましょう。
②接客業務
接客業務では、以下のポイントに注意が必要で、心地よい挨拶や丁寧な応対が重要です。
お客様が店舗に足を運んでくださった際には、まずは心地よい挨拶から始めましょう。
笑顔での接客や丁寧な応対は、お客様に好印象を与える重要な要素です。
また、お客様の要望や質問に対しても真摯に向き合い、的確な対応を心がけましょう。
「接客の7大用語」を覚えてもらうことが望まれます。
お客様に対して効果的な接客を行うためには、共通の言葉やフレーズがあります。
接客の基本となる「接客の7大用語」をしっかりと覚えてもらうことが大切です。
例えば、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「お待たせしました」など、お客様に対する敬意や感謝の気持ちを示す言葉は、接客の質を高める一助となります。
【チェックポイント】~ フロントも裏方もお客様からみれば同じスタッフ~
接客はフロントスタッフだけでなく、裏方スタッフも意識して行うべきです。
接客業務はフロントスタッフだけでなく、裏方スタッフも関与していることを忘れてはいけません。
商品の陳列やディスプレイなど、お客様の目に触れる部分を担当する裏方スタッフも、接客意識を持つことが重要です。
お客様が商品をスムーズに見つけられるような環境づくりや、商品の情報提供など、裏方でもお客様に貢献できる工夫を行いましょう。
③販売業務
商品の説明を正確に行い、来店客の信頼を得ましょう。
お客様が商品を選ぶ際には、正確な情報が必要です。
スタッフは商品について充分な知識を持ち、お客様に対して説明する際にも明確かつ正確な情報を提供しましょう。
お客様が安心して商品を選ぶことができるよう、信頼関係を築くことが大切です。
【チェックポイント】~ フロントも裏方もお客様からみれば同じスタッフ~
商品のラインナップは常に進化しています。新しい商品を導入する際には、市場動向や顧客のニーズを考慮し、スタッフの能力や販売力を判断することが重要です。
また、既存商品の管理も見逃せません。在庫管理や陳列方法の見直し、売れ筋商品の把握など、適切な判断と効果的な戦略を立てましょう。
商品製造・販売業務は、利益を決める重要な仕事です。
品質の確保や正確な情報提供、戦略的な商品管理を通じて、お客様の満足度を高め、結果として利益を追求していくことが求められます。
④清掃業務
店内の掃除や拭き掃除
店内の床や陳列棚、ディスプレイなどの定期的な掃除が必要です。
ほこりやゴミを取り除き、商品が鮮明に映える環境を作りましょう。
また、ガラスや鏡面の拭き掃除も忘れずに行いましょう。
【チェックポイント】~ 日常清掃業務と共に大掛かりな清掃も考えておく~
トイレや洗面所の清掃
お客様が快適に利用できるよう、トイレや洗面所の清掃も欠かせません。
こまめな清掃と消臭対策を行い、清潔な環境を維持しましょう。
ゴミ箱の交換と廃棄物の処理
定期的なゴミ箱の交換や廃棄物の処理も重要です。
ゴミ箱が満杯にならないよう、適切なタイミングで交換しましょう。また、廃棄物は適切な分別と処理を行い、環境への配慮も忘れずに行いましょう。
清掃業務を効果的に行うためには、定期的な清掃スケジュールの策定が重要です。
各スタッフには、自身の担当エリアやタスクを明確にし、責任を持って業務を遂行してもらいましょう。
清潔さと快適さの維持は、お客様の満足度を高めるだけでなく、店舗のイメージ向上にもつながります。
⑤閉店業務
閉店業務は翌日の営業時間開始をスムーズにするために必要なことです。
店舗の外に出してある販促ツールの引き上げから、レジ閉め、日報の作成など1日の終わりに必要な作業は多くなります。
その中でも特に気を遣いたいのが、明日のお客様を迎える体制をしっかり整えることです。
商品の補充から、整理整頓をしっかり行うことで開店直後に来店してくれるお客様への対応もスムーズになります。
特に繁忙期やセール期は、閉店ギリギリまでお客様が滞在し店内商品も荒れた状態のままで閉店を迎えることも多くなるので注意が必要です。
商品整理や品出しも閉店後の重要な仕事です!
【チェックポイント】~ 信用できる人材の育成が大変~
開店業務を任せるスタッフには店舗のOPENに向け時間をしっかり守れる強い責任感と自己管理能力が大切になりますが、閉店作業を任せるスタッフには金銭管理をすることも多いため、より信頼できる人材でないと安心して任せられません。
シフト作成する際にも注意が必要ですが、新規オープンして間もない時は店長が閉店まで残り、閉店作業をおこなうことも多くなってきます。
しかし店長が開店から閉店まで毎日店舗に出勤することも不可能ですので、信頼できるスタッフの育成を行うことが必要です。
店舗運営に必要な日々のルーティン作業 まとめ
いつも定刻に開店、営業できることが重要
店舗全体の接客マナー向上を意識する
販売力を向上するために商品知識を身につける
資産保持のため清掃作業も意識すべき
閉店を任せられるほどの人材育成が急務
店舗を運営するために必要な5つの日常的な業務をすべてこなしながら、店長ならではの業務も合わせて行っていかなくてはならないですが、店長の負担を軽減させるために副店長などの開店から閉店までの通常業務を一貫して、任せられる人材の育成が重要になってきます!
5つのルーティンワークをしっかりこなしながら、任せられる人材育成ができる店舗へと店長は導いてください!