今年もBURTONマネージャー研修開始です!
弊社でも長いお取り組みさせていただいおります世界的スノーボードブランド「BURTON JAPAN」さん。
ウインタースポーツの繁忙期が終わり、今年も店舗スタッフさんの様々なスキルUPを目的としたトレーニングへのお取り組みがスタートします。
今年は店舗マネージャーさん達への「店舗マネジメント強化」から!
事前に各店マネージャーさんへのヒアリングを実施し、現在抱える悩みや課題感を把握した上でオリジナルメニューをプランニングさせて頂きました。
今回のトレーニングは久しぶりにリアル開催ということでBURTON JAPAN Officeへ!
コロナでずっとオンラインでのトレーニングだったので、初めてお伺いさせていただいたのですが、、、めっちゃ解放的!
ここで研修やるんですか?って雰囲気ですよねー。めちゃ良い環境で羨ましい。
そして、今シーズンの商品も展示されていました。かわいい。
そして、研修のために作成したスライドはこちらのモニターに。デカイし2つある。
研修ですが、とてもリラックスしながらだったのでディスカッションも盛り上がりました!
やっぱ環境って大事だなーと改めて思いますねー。
店舗マネジメントの2つのマネジメントを理解し整理するだけで成果は変わってくる
さて、今回の研修内容も少しだけ書いておきます。
小売り店舗での「店舗マネジメント」というと、「人材育成」や「スタッフコントロール」的な人に紐づいた「チームマネジメント」を指すことが多いと思います。
実際にマネージャーの仕事の中で人材育成はとても重要な仕事ではあるんですが、店舗マネジメントはチームマネジメントだけではありません。
本来であれば、店舗の年間予算を達成させるための「プロジェクトマネジメント」が店舗マネジメントの軸になり、そのプロジェクトを達成させるためにスタッフの質を上げていくチームマネジメントにも取り組まなければならない。
本来はこの順番で考えることが正しいのですが、先程話したように店舗マネジメント=チームマネジメントと認識してしまっていたり、プロジェクトマネジメントとチームマネジメントをごっちゃにして考えていてしまったりしていることが多いんです。
ですので、今回はまずこの2つのマネジメントをしっかり分けて考えるところから、それぞれの目的と目標の立て方、そして達成するまでの課題設定と解決方法の組み立て方などをディスカッションやWORKを交えながら実施させて頂きました。
2つのマネジメントの違いをまず理解するだけでも、今店舗で実施しているマネジメントの整理ができますね。
チームマネジメントで現在発生している多くの問題は「従来の育成プロセス」をそのまま今も実施していることから生まれていることが多いですね。
30代後半以降が受けてきた育成は「まずやってみろ」でしたが、今の世代には通用しないことが多く、今からうまくいく育成は「まず理解してから」です。
この違いを理解するだけでも、かなり育成はうまくいきます。
そして最後にプロジェクトマネジメントの理解となりますが、店舗で実は一番重要なマネジメントが今まで取り組めていないことが多い傾向にあります。
プロジェクトマネジメントは予算管理や在庫管理ではありません。
シンプルに言えば、1年先に予算を達成させるための実現可能な計画と、その計画がうまくいかなった時の対処を考えて複数の計画を作り実施していくことです。
単月ベースでだけで考えるのではなく、年間でプロジェクトを達成させる目線が必要となります。
世間でよく言われる「経営者目線をもて!」というのは、この事に近いかもしれませんね。
これらの課題は小売り店舗だけでなく、多くの企業で課題として持ち上がっていて、我々PLAYも最近はマネジメントの課題解決サポートのご依頼も多くなっています。
マネージャーや管理職のマネジメントが上手くいかずに、お困りの企業様がいらっしゃたら是非ご相談ください。
2つのマネジメントを整理して取り組みだけでも、結果が大きく変わってくるかもしれませんよ。