9月のfashion weekに合わせて来日された中国のセレクトショップや卸事業+小売店舗を運営されている経営者に向けてVMDとMDを連動させた内容でのセミナーを開催しました。

目次

• 1日目
  即実践できる売れる店舗のMD講座
• 2日目
  ショップラウンド。日本のアパレルショップのVMDとMDを実際に体感する
• 3日目
  すぐに売れる、ずっと売れるVMD講座
• まとめ

1日目「即実践できる売れる店舗のMD講座」

1日目はMDの概念が薄い中国の経営者に向けてMDのいろはと基本となる数値の見方、検証方法などをすぐに実践できるようにWORKと事例を多く取り入れながら行いました。

今回参加された企業の多くは原価コントロールという概念があまり浸透しておらずこのあたりの理解に苦戦されていましたが、講師の小野さんの丁寧な説明と数値をつかったわかりやすい資料によって納得、理解され、みなさんが「なるほど！」と頷いていました。笑

やはり、細かい部分よりは目の前の数字にひっぱられてしまい、セールで売上を上げるけど利益は薄くなるなどの結果、売上額は上がっていていも実際の儲けが少なくなってしまっている現状の打破を求めてセミナーに参加された方がほとんどでした。

今回のMDセミナーは細かな数値検証の積み上げで、精度の高いMD戦略を立てる基本となる部分を丁寧にレクチャーしており、初めての考え方などもあり好評でした。

２日目「ショップラウンド。日本のアパレルショップのVMDとMDを実際に体感する」

中国の経営者の方々は日本のショップ、特に内装やVMDに興味が持たれており実際に見て回りたいが海外から入手できる情報にかぎりがあるので、弊社が事前に要望をヒアリングして最適なショップツアーを構築、提案しています。

今回は実際に白金台→南青山→表参道でさまざまなショップをアテンド。
その際に店舗にて内装、VMDを説明をしながら見てまわります。
当然お買い物も含めてです。笑

個人や、現地の人間のアテンドなしでは知り得ない情報や日本の今のトレンドを知っていただくとても好評なツアーとなっております。

3日目「すぐに売れる、ずっと売れるVMD講座」

中国の方は考え方やロジックよりも「すぐに結果が出る手法」や「持ち帰って自分でもできるフォーマットやテンプレート」の方にニーズが強くでる傾向があります。

そのため、弊社で提供するVMDセミナー・MDセミナーも日本版よりもWORKや実践、実例などの紹介が多く、その上で考え方やロジックを理解いただくことで戻られてからすぐに実践に活かせるような内容にカスタマイズしています。

国により求められるものが違うのを感じ、そこに対して内容をアジャストさせていくのも海外の方に向けたセミナーの醍醐味でもあります。

今回も好評をいただき、実際にWORKでは仮装店舗を使った導線作りなども行いました。

まとめ

前述のように国が違えば当然同じMD・VMDでも手法の違いや特徴があり、それを学ぶ方々にも多彩なニーズがあります。

これらに答え常に進歩させていくことでPLAYは質の高いセミナーを提供しています。

今回ご参加いただいた方々も非常に満足度の高い三日間だったとのお声をいただき、日本と中国の違いも理解した上で取り入れられる部分は取り入れ、不況などの狂うしい時期を乗り越えた日本のように売れる店舗を作っていきたいとやる気に溢れた状態で帰国されました。

このようにPLAYでは現在多くの海外企業からセミナーやショップアテンドのご依頼をいただいております。気になる方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから