地域共創〜PLAY×946(くしろ)〜左から読んでも右から読んでも【くしろよろしく】
こんにちはPLAYです。
前回、地域共創として豊岡に伺いましたが(前回の記事はこちらより)今回は北海道釧路市にお邪魔してきました!
目的は前回同様に地域の魅力の発見とその広め方や地域商店街の取り組みでどのようにして売り上げを上げていくか?のご相談です。
北海道といえば札幌、小樽などが有名で実際に釧路に行ったことや知識が深い方は少ないと思いますので少しご紹介しておきます。
まず、釧路は札幌から約300km離れているので車で4時間、電車で5時間以上かかるので本州で言えば大阪から浜松と静岡の間ぐらい離れています。
そのため気候なども大きく違い札幌が夏場には30℃を超えるのに対して釧路は25℃ほどしかありません。特に9月末(我々が行ったタイミング)では札幌20℃後半に対して釧路は10℃後半・・・ほどの差があり、全く違う気候となっています。
また、冬場も雪が少なく北海道名物の雪下ろしもほとんどないそうです。
基本は漁業の街で海釣りすればシャケも釣れるそうでいくらも食べ放題(釣れれば)、加えて杉や檜がないので花粉がZERO!という魅力にあふれた街となっています。
他に有名なのが「夕日と霧」です。夕日は日本3大夕日に数えられるほど美しいのに夕日が沈んで夜になると濃い霧が発生し、視界も十分に確保できないほどに・・・
そんな幻想的な街釧路で伺った組合や商店街の取り組みや課題を少しご紹介します。
地域全体の課題
どの地方も同じくだとは思いますがやはり一番は「人口の減少」です。
年々減少し、現在では最盛期と比べると5〜6万人ほど減っているそう。普通に本州の地方なら市ごとなくなるレベルですね。。。
元の人口は22万人とかなり多く聞こえますが土地が広いので人口密度は低いのですがそれでも5、6万人減少はかなりの事でどのようにすれば回復、または歯止めできるかを課題とされているようです。
地域全体としては上記のような課題がありますが、商店街や組合にとってはまた別の観光客の減少と地場産業の縮小があります。
もともと釧路は炭鉱と魚漁業の街として栄えていたそうですが炭鉱の閉鎖と近年の漁獲量の減少による水産品の高騰などによる売り上げ不振(シャケなどは2倍ほどになっているとか)、コロナによるツアー客の減少で観光自体の個大口客から個人客への変更での消費の低減が大きな問題となっています。
取り組み
上記のような課題の中で取り組まれているのはやっぱり魅力の発信とイベントを含めた人の交流、それに加えて地元愛が強い方々が多いので「地元民も楽しめる」をベースに取り組まれています。
例えば夕日の有名な場所に炉端屋台村を設置したりその近くにの観光商業施設にコワーキングスペース、フリーで休憩&仕事ができるスペースや交流の場所としてワークショップやセミナーなどを開催できる交流スペースの解説(現在はプレオープン)などを新たに作り、地場での交流と外部組のワーケーション含めての取り込みなどを積極的に行われています。
その根本にあるのは「地元愛」であるのでとにかく魅力的でありながら自分達を含めた地元の人が楽しく住んでいてよかったと思える場所にしたいとの気持ちが熱いです。
地方でここまで会う人会う人が地元を愛しているを感じることは少ないのでともて驚きました。
また、外部に関しても寛容でどんどん意見聞きたい!どうすれば良くなるか?そのために協力できることはなにか?を積極的に考えてくださる方ばかりでお話していて気持ちよく、こちらも負けないように必死になったのが印象に残っています。
以下施設紹介
フィッシャーマンズワーフMOO http://moo946.com/
946BANYA(運営:合同会社HOKKAIDO Design Code) https://www.hkd-dc.com/
まとめ
さまざまな魅力的かつ積極的な取り組みをされているのですがその魅力を伝えることや意見の交換など弊社が少しでもお役に立てればと考えていますが、このブログを見ていただいた方で興味ある!という方は釧路市のビジネスマッチングなどをサポートしてくれる制度もありますのできになる方はご確認ください。(サポートに関する情報はこちらより)