中国アパレル企業経営者向け特別プログラムを2日間開催

PLAYでは、先日、日本で行われていたRakuten Fashion Week TOKYOに合わせて訪日した、中国籍アパレル企業経営者に、2日間にわたる特別プログラムを実施しました。今回の取り組みは、弊社の強みである「リアル店舗を軸とした売れる仕組みづくり」を、国境を越えて伝える実践的な場となりました。
プログラムの目的
中国人アパレル店舗オーナーや卸企業オーナーに対して、日本のアパレル店舗で実践されているVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)戦略を学ぶ機会を提供し、中国市場に応用できる具体的な改善点を持ち帰っていただくこと。
Day1:PLAY斎藤による「日本のアパレルVMD戦略講座」
初日は、弊社VMDスペシャリスト・齋藤による特別講義を実施。講座では、
- 日本のアパレル市場で実際に活用されているVMDの成功パターン
- ブランドコンセプトと売場構成の一貫性をどう作るか
- 陳列・照明・配色・導線設計などの視覚戦略の基礎 などを、豊富な事例やWORKを交えながら紹介しました。
参加されたオーナーの皆様は非常に熱心で、特に「消費者が無意識に足を止める仕掛け」や「回遊を促す配置デザイン」に対して深い関心を寄せられていました。
Day2:表参道実地ラウンドツアー
翌日は、実際に表参道のアパレル路面店を複数巡り、前日の講義内容を実地で検証・体感するツアーを実施。齋藤が同行し、各店舗で以下のような視点で解説を行いました:
- 店舗ファサードのVMD効果:初見インパクトとブランド表現
- 売場構成と導線の工夫:入店率と回遊性の最適化
- 季節感・トレンド感の打ち出し方:売上につながる演出要素
現地でのリアルなVMDの工夫と、前日の理論との対比により、参加者の理解が一層深まりました。「自社店舗にすぐ取り入れたい」「中国の都市型商業施設でも活かせる」といった具体的な声も多く寄せられ、大変有意義な時間となりました。
PLAYの国際展開に向けた今後
今回のプログラムは、PLAYのVMD支援が日本国内のみならず、海外アパレル事業者にも価値提供できることを証明する機会となりました。
今後も、海外ブランドや店舗関係者に対し、
- 「日本式売れる店舗の構築支援」
- 「現場に根ざしたVMD・マーケティング支援」 を提供し、国境を超えたブランド成長を支えていく予定です。
引き続き、PLAYの展開にぜひご注目ください。