鹿児島「GLOW UP」にて協働日本の伴走支援をサポート

2025年8月、鹿児島・騎射場の「出水田食堂」を舞台に、第2回となる立ち呑みスタンドイベント 「GLOW UP」 が開催されました。
PLAYは今回も、協働日本が鹿児島県より受託している「新ネットワーク事業(カゴチャレ)」の一環として、本イベントの企画・運営をサポートしました。
イベント概要と成果
- 開催日:2025年8月29日(金)、30日(土)
- 会場:出水田食堂(鹿児島市荒田)
- 主催:若潮酒造、出水田食堂、鹿児島ラーメンみよし家、下園薩男商店、だしとお茶の店 潮や
- 参加者:約90名(2日間/3部制)
- 満足度:アンケート結果で平均4.5/5
- 購入率:95%
- 新たな収益源:物販導入により 約15万円の追加売上 を創出
第1回からの改善点として、料理の量やオペレーションの見直しを実施。さらに今回はお客様への「お土産提案(物販)」を取り入れ、イベント体験が持ち帰りや贈り物として広がる仕組みを実現しました。
支援のポイント
PLAYは協働日本の一員として、以下を重点的にサポートしました。
- 顧客体験の向上
- アンケートのフィードバックを反映し、料理・ドリンクの提供方法や交流の場づくりを改善。
- 参加者同士の自然なつながりを生むため、コミュニケーションを促す仕掛けを導入。
- 収益モデルの強化
- 物販導線を新設し「お土産」を通じた売上を確保。
- 今後はコース代金を再度4,000円に戻しつつ、物販収益で補う戦略の可能性を検討。
- 発信力と社会的意義の拡大
- イベント収益の一部を 鹿児島豪雨の被災支援(無垢食堂への寄付) に充当。
- 「食と酒の楽しみが、誰かの力になる」というメッセージを広く拡散し、参加者・関係者の共感を獲得。
PLAYの視点 ― 小売店舗の専門性を活かす
本イベントを通じて改めて感じたのは、リアル店舗やイベントの場が人と商品をつなぐ「生きたメディア」であるということです。
PLAYはこれまでアパレルやライフスタイル領域で、
- 店舗空間の改善
- VMD設計
- 販売スタッフ育成
- 現場改善による「売れる仕組みづくり」
を多数手掛けてきました。今回のGLOW UPにおけるオペレーション改善や顧客体験設計も、そうしたノウハウの応用です。
今後の展開
「GLOW UP」は単なるイベントではなく、鹿児島の地元企業がコラボレーションし、県を巻き込みながら全国へ発信していけるモデルへと育ちつつあります。
今後は、
- 物販を含めた持続可能な収益モデル
- エンタメ性を強化した多様な企画(音楽・交流特化回など)
- 関西・関東での出張開催
など、新しい挑戦も視野に入れています。
今回のGLOW UP成功は、協働日本の伴走支援があったからこそ実現した成果であり、PLAYはその中で現場サポートを担った形です。
「人が集まり、食と酒を囲みながら笑顔になる時間」
「その場で生まれる交流が、地域の新しい価値を育てていく」
このGLOW UPのような取り組みを、今後も協働日本と共に地域の現場で広げていきたいと考えています。



