繊研新聞紙面短期連載「脱売り切りビジネスへの処方箋2」が掲載されました

繊研新聞紙面にてPLAY inc 四元亮平の短期連載「脱売り切りビジネスへの処方箋」No2が掲載されました。

 

繊研新聞紙面で短期連載がNo2が掲載されました。
今回の連載は紙面のみ連載となりますので、下記に紙面掲載の下書きをUPいたします。

 

「脱売り切りビジネスへの処方箋」2/売り切り型ビジネスが嫌悪され継続型サービス提供ビジネスが支持される理由

我々の今の生活をより良くするサービスの多くはwebをツールとして生まれ、そして多くの人たちが享受しています。
そのwebサービスの今のトレンドが「サブスクリプション=継続型課金サービス」です。

SaaS(Software as a Service)から生まれたこのトレンドは昔からある継続課金と同じように見えるかもしれませんが、もっとも大きな違いの1つは「サービスを利用するお客様に継続的にサービスの改善を約束する」と宣言しているところです。
極端に言えば買ったサービスに不満があった場合も将来的に改善する事が保証されている。
つまり長い目で見るとお客様は買い物で失敗する事がないノーリスクで買い物ができると約束しています。

この話を聞いてWebサービスと店舗小売はそもそもビジネスモデルが違うじゃないかと思うかもしれませんが最近で言えばメルカリが誕生してどうなりましたか?
多くのアパレル業界人がヤフオクの二番煎じと見向きもしない間に誰もが販売者になれるCtoCサービスは世の中に定着し「2次流通」という巨大な新しいマーケットが生まれました。
そしてお客様の買い物の仕方も「売る事を前提に買う物を選ぶ」が当たり前になりましたよね。

このように世の中に当たり前が根付くのは身近な日常です。
Webサービスと店舗小売は違うビジネスかもしれませんが、今後の日常の殆どの当たり前がWebサービスから生まれてくる事に誰もがNoとは言えないはずです。
Webサービスによって変化した世の中の当たり前は我々アパレル小売業界にも大きな影響を与えると言う事です。

マイクロオフィスが提供するエクセルやワード、映画をいつで鑑賞できるAmazom prime。
買い物で失敗する事がないWebサブスクリプションサービスが、お客様の身近な当たり前にある中で、従来の売り切り型ビジネスのまま店舗販売員に「売りにいけ」と教育してもお客様は不安を覚えリスクの高い買い物に対して足をより遠のけます。

しかもお客様だけで無く、これから店舗販売に従事してもらう為に採用する若い世代は「失敗しない買い物」が当たり前で育ってきた世代。
そんな世代へ「売ってこい」という旧来の教育体制が通用するはずもなく、教育担当者達は今まで以上に頭を悩ませる事に。そして若手の販売職のなり手自体が激減していくでしょう。

そんな世の中に対応した新しい店舗マネジメントのコンセプトは「評価を売上にしない店舗マネジメント」です。
売上をあげ利益を創出するために企業があるのに何を言ってるんだ?もしくは従業員を甘やかすようなやり方か?と言いたくなるかもしれませんが、お客様に今一番買ってもらえる接客をスムーズに実施するための一番効率のいいマネジメント方法が「売上を意識させない事」なだけです。

弊社のクライアントも実際この新しいマネジメントを半信半疑で取り入れてくれましたが、結果的に店舗売上がUPしています。

次回は売上を評価にしない店舗マネジメントを実施し成功した事例を紹介しながらこの新しい店舗マネジメント方法をお伝えしていきます。

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