案件の概要

小売店舗の売上改善に直結する「VMD（ビジュアル・マーチャンダイジング）」と「MD（マーチャンダイジング）」の両面から学ぶセミナーを開催しました。 参加者が その場で学び → 課題抽出 → 改善プラン作成 まで取り組む実践型の研修で、現場ですぐに成果へつながる内容を提供しました。

背景・課題

多くの小売店舗で「VMDは感覚的」「MDは属人的」になりやすく、改善の仕組みが不明確 売上を伸ばしたいが、どの数値や売場をどう見直せば良いか分からない担当者が多い VMDとMDが連動していないことで、売場と商品計画にズレが生じている こうした課題に対し、科学的根拠に基づくVMDロジックと売上公式をベースにしたMD分析を融合させたプログラムを設計しました。

プロジェクトの進め方

• 1

  基礎知識のインプット

  VMD：VP/PP/IP、導線設計、マグネットポイントの作り方 MD：売上公式（売上＝客数×客単価）、アイテム別売上分析、在庫回転率の基本 → 「理論」と「根拠」を押さえることで、再現性のある売場改善の下地を作りました。

• 2

  売上データの分析ワーク

  過去事例に基づくサンプルデータにて、以下の分析を実施： ・売れ筋 / 死に筋商品の抽出 ・カテゴリー別構成比の見直し ・VMDと連動させるべき重点商品選定

• 3

  売場改善プランの作成

  1.動線設計に基づく売場のゾーニング 2.MP（マグネットポイント）での訴求強化 3.季節ごとの販促カレンダーの作成（VMD×MDの連動）

• 4

  プレゼン・共有

  各参加者が改善プランを発表し、講師がフィードバックを行いました。 → 単なる座学ではなく「自分の店舗に落とし込む」実践演習が中心。

成果・結果

成果 ・「VMD＝見栄え」ではなく 売上を作る仕組み として理解できるようになった ・自社の売上データを分析し、明日から実行可能な改善施策 が明確になった ・参加者からは「属人的でなく、再現性のある改善ができる」と好評 まとめ 今回のセミナーは、 科学的根拠に基づくVMD設計 売上公式を活用したMD改善 を組み合わせることで、現場担当者が「理論と実務を両立した売場改善」を実現できる内容となりました。 PLAY inc.では今後も、VMDとMDの両輪で小売現場の売上改善をサポートしてまいります。